
書評:原晋介先生、電子情報通信学会誌、 vol.88, No.11 (2005) p.926
根本幾先生、数理科学、 no.510 (2005年12月号) p.62
なお、初めての洋書は同一著者が編著者となったA.Hirose (ed.), "Complex-Valued Neural Networks: Theories and Applications"になります。ご覧ください。(著者注)
また、初めてのモノグラフ洋書は、 A.Hirose, "Complex-Valued Neural Networks" となります。あわせてご覧ください。(著者注)
正誤表 (2006-4-20) 随時更新します。
| ページ | 行・項目 | 誤り、曖昧な点、改善の余地のある点など | 修正、加筆、理解を助ける変更など |
| 24 | 下から3行目 | ・・・知られている。虚部も・・・ | ・・・知られている。生成された信号は、解析信号とも呼ばれる。虚部も・・・ |
| 26 | 図3.10 | ((d)のつながりを右のように修正) | ![]() |
| 57 | (4.53)のすぐ上 | つくる。 | つくる。なお通常、教師信号ペアは複数あって$E_{l}$はそれらに対する誤差の和をとるが、ここでは省略して簡単に記述している。学習の際には、次々に教師信号ペアを提示して徐々に誤差を減少させる。 |
| 59 | 下から2行目 | ・・・最急降下法を考える。・・・ | ・・・最急降下法を考える。\footnote{実部-虚部型活性化関数に合致した方法は、実数のBPと類似の方法によって得られる。たとえば、文献[40],[46]などを参照。}・・・ |
| 60 | 図4.8キャプション | ・・・模式図。 | ・・・模式図。(コヒーレントな系の合波(合算)には本来、ハーフミラーやスターカプラなどが必要だが、ここでは省略して簡単に書いてある。) |
| 75 | 8行目 | y_{1} \equiv w_{1} x | y_{1} \equiv w_{1}^{*} x |
| 107 | 11行目 | ・・・位相無変調とした・・・ | ・・・振幅無変調とした・・・ |
| 110 | 11行目 | ・・・、基本的にはキャリア周波数$f$と光速$c$に対して$c/\Delta L$の周期で周期的に変化する。 | ・・・、基本的にはキャリア周波数$f$の変化に対して$c/\Delta L$の周期で周期的に変化する。ただし$c$は光速である。 |
| 110 | 17行目 | ・・・、遅延$\Delta L/c$を適切に・・・ | ・・・、遅延$\theta_0^{\rm SLM} / 2\pi f_0 + \Delta L/c$を適切に・・・ |
| 114 | 6行目 | 全ての入力は複素領域で総和される。 | 全ての重み付けされた入力は複素領域で総和されて内部状態$u$になる。 |
| 114 | 下から5行目 | ニューロンの入力信号経路は・・・ | ニューロンの入力信号の遅延長さは・・・ |
| 114 | 下から4行目 | $\Delta L_{h} \equiv |L_{{\rm{Sig}} h}-L_{\rm{Ref}}|$ | $\Delta L_{h} \equiv L_{{\rm{Sig}} h}-L_{\rm{Ref}}$ <絶対値を削除> |
| 115 | 図9.2(a) | (左下の)可変遅延$\tau _{mn}$ | 可変遅延$\tau _{nm} ^{SLM}$ |
| 130 | 5行目 | コヒーレント型ニューラルネットワークでキャリア周波数をモードの鍵としてモードを活用する発展学習が有効であることがわかる。 | また図10.5のキャリア周波数の変化の様子は、コヒーレント型ニューラルネットワークでキャリア周波数をモードの鍵としてモードを活用する発展学習が有効であることも示唆される。実際、発展学習におけるFMLとVMLを比較すると、VMLの優位性が確認される。(詳細は[118]などを参照。) |
| 146 | 文献[46] | ... The complex backpropagation algorithm. IEEE Transactions on Signal Processing, 39:2101-2104, 1991 | ... Complex domain backpropagation. IEEE Transactions on Circuits and Systems II, 39(5):330--334, 1992. |
| 150 | 文献[97] | 2004 | 2002 |